
人手不足が深刻化し、各地で人の獲得競争が過熱している。新潟県内の企業も賃上げや待遇改善でアピールするほか、海外展開やイノベーション(技術革新)を見据え、優秀な技術者の引き込みや副業人材の活用、企業の合併・買収(M&A)を加速させる。企業の財産となる人を集め、成長のエンジンに-。「人財」を巡る新潟県経済のルネサンス(再興)の胎動を追う。
<1>活気づく半導体産業、JSファンダリ「小千谷から世界見渡す力を」

<2>賃上げ・待遇改善、採用競争加熱で活発化 1年でベア17%の企業も

<3>M&Aで即戦力を一気に獲得 マルソーは7年でグループ人員倍増

<4>海外展開へ現地にパートナー 八海醸造はニューヨークの酒蔵と提携

<5>世界見据え東京にも本社 北越工業と有沢製作所、人材獲得に活用

<6>選ばれる大学へ民間の視点 長岡造形大、理事長は日本IBM元役員

<7>発信強化で組織に活力 日本精機は広報部署設置、社会的役割もPR

<8>DXにAI技術…「プロ」奪い合うより共有へ 副業・兼業に活路
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[シン誘致時代・新潟経済]連載「エリア狂想曲」記事まとめページ(全7回)