
新潟駅万代広場の全面供用開始が遅れることなどについて説明する、新潟市の中原八一市長=1月16日、新潟市役所
新潟市の中原八一市長は1月16日、復帰後初の定例記者会見に臨んだ。JR新潟駅前の「万代広場」の全面供用開始が遅れることについて「残念」と述べた上で、各施設の供用を段階的に始めることに理解を求めた。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問うため、新潟県内の市民団体が実現を目指している県民投票について、「実施されれば、知事が(再稼働の是非を)判断する材料の一つになりうる」との見解を示した。
万代広場は当初、2026年3月の全面供用開始を目指していたが、原材料の品薄・高騰による資材の納期遅れなどで工事期間が延びる見通しとなった。市は全面的な供用開始を27年4月として、26年4月にペデストリアンデッキ...
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