
柏崎刈羽原発
東京電力柏崎刈羽原発新潟県の柏崎市、刈羽村にある原子力発電所で、東京電力が運営する。1号機から7号機まで七つの原子炉がある。最も古い1号機は、1985年に営業運転を始めた。総出力は世界最大級の約821万キロワット。発電された電気は関東方面に送られる。2012年3月に6号機が停止してから、全ての原子炉の停止状態が続いている。東電が原発を再稼働させるには、原子力規制委員会の審査を通る必要がある。7号機は2020年に全ての審査に「合格」したが、安全対策を施している最中で、再稼働していない。の再稼働の是非を問う県民投票条例案を直接請求する動きが進んでいることを受け、条例案を審議する県議会臨時会が4月8日から3日間の日程で開かれる方向であることが2月12日、関係者への取材で分かった。
市民団体「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」は必要な署名数の4倍以上となる15万128筆を集め、10日までに県内の全ての選挙管理委員会に提出を終えた。今後、選管の審査や署名簿の縦覧などの手続きに約1カ月かかる見込み。市民団体は早ければ3月18日にも花角英世知事に条例案を直接請求する方向で検討している。
地方自治法によると、...
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