柏崎刈羽原発
柏崎刈羽原発

 東京電力柏崎刈羽原発新潟県の柏崎市、刈羽村にある原子力発電所で、東京電力が運営する。1号機から7号機まで七つの原子炉がある。最も古い1号機は、1985年に営業運転を始めた。総出力は世界最大級の約821万キロワット。発電された電気は関東方面に送られる。2012年3月に6号機が停止してから、全ての原子炉の停止状態が続いている。東電が原発を再稼働させるには、原子力規制委員会の審査を通る必要がある。7号機は2020年に全ての審査に「合格」したが、安全対策を施している最中で、再稼働していない。再稼働の是非を問う県民投票の実施を目指す市民団体「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」が新潟県全域で行ってきた署名活動は2月1日に終了する。同会は10日にも全県分の署名簿を、各市区町村選挙管理委員会に本提出する予定だ。

 署名活動は2024年10月末に全県で開始。24年12月末でおおむね終了したが署名開始以降、首長選がある関係で一部の自治体では署名集めが禁止され、活動期間が後ろ倒しになっていた。

 決める会によると1月26日時点で、...

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