花角英世知事(右)に柏崎刈羽原発に関する要望をする7市町長=18日、県庁
花角英世知事(右)に柏崎刈羽原発に関する要望をする7市町長=18日、県庁

 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を巡り、原発から半径5〜30キロ圏の避難準備区域(UPZ)に位置する7市町の首長が18日、県庁で花角英世知事と面会し、原発の安全対策と避難計画の実効性の向上、原子力防災対策に関する財政支援について、国への要請に向けて県に連携を求めた。

 参加したのは小千谷、長岡、上越、十日町、見附、燕、出雲崎の6市1町の首長。面会は冒頭を除き、非公開で行われた。

 要望書では、世界最大級の総出力がある柏崎刈羽原発は30キロ圏内に特別豪雪地帯を含むなど世界に類をみない「特殊な立地環境にある」と説明した。

 その上で(1)原子力災害時は国が責任が持ち補償する(2)屋内退避に向けた住宅の耐震...

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