
JA全農新潟県本部(新潟市西区)は19日、県内の地域農協(JA)に2025年産米の「仮渡し金コメの生産者が出荷時に受け取る前金。1年の販売期間に変動する売値や経費をもとに、最終精算される。JA全農県本部が地域JAに支払う仮渡し金と、地域JAが全農県本部の仮渡し金に上乗せするなどして生産者に支払う仮渡し金がある。生産者から直接コメを集荷する地域JAは全農県本部に出荷するほか、独自でも販売する。他県では概算金と呼ぶことが多い。 」の額を示した。一般コシヒカリ(1等米・60キロ税込み)は3万円と24年産当初比1万3千円増(76%増)で過去最高だった。引き上げ率も他銘柄を含め過去最大。民間業者との集荷競争を反映し、24年産に続き大幅な上積みとなった。
魚沼コシは3万2500円、岩船コシ・佐渡コシは3万300円、新之助3万1千円、こしいぶき2万7千円。24年産と比べ、こしいぶきは86%、ほかの銘柄は70%前後引き上げた。各銘柄の2等米は600円安い。地域JAの会長・組合長らがメンバーの臨時運営委員会が19日、全農県本部で開かれ、決...
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