柏崎刈羽原発
柏崎刈羽原発

 東京電力は13日、柏崎刈羽原発で2日に可搬型の放射線監視装置(モニタリングポスト)や気象観測装置のデータが原子力規制庁などへ送れない状態になったことについて、データを送る機器の電源装置の故障が原因とみられると発表した。

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 東電によると、故障したとみられるのは、データを送るためのスイッチに電気を供給する電源装置。応急処置で電源を切り替え、データは送れるようになったとしている。今後電源装置を交換し元の状態に戻す。

 東電は原発の安全管理ルールをまとめた「保安規定」に、原発の重大事故に備え、可搬型のモニタリングポストなどの監視・測定データを...

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