
再稼働したばかりの6号機を停止すると発表した東京電力柏崎刈羽原発の稲垣武之所長=22日、柏崎刈羽原発
約14年ぶりの稼働からわずか1日。東京電力は22日、柏崎刈羽原発6号機の運転停止に追い込まれた。「今後も小さなトラブルは起こり得る」と事前に予防線を張っていた東電。ただ、今回不具合が生じたのは原子炉の安全に直結する、制御棒に関わる設備だ。制御棒周辺では準備段階からトラブルが相次いでおり、県民の不安を招いている。
「プラントを停止し、徹底的に調査する必要があると判断した」。22日夜、記者会見に臨んだ柏崎刈羽原発の稲垣武之所長は表情を崩すことなく、淡々と語った。
6号機では、再稼働前の14日に行った試験でも、制御棒の引き抜き作業中に警報が鳴っていた。その際は部品交換で正常に戻ったため、稲垣所長は...
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