東京電力柏崎刈羽原発6号機の営業運転開始が18日に迫る中、原子力規制委員会が原発で追加検査を行うことを決めた。昨夏に分かった、テロ対策に関する秘密文書の不適切な取り扱いを受けての決定。原発では2021年にもテロ対策の不備が発覚し、延べ4千時間の追加検査を受けたが、その期間中も秘密情報が不正に管理されていた。一連の不正の詳細と経緯をまとめた。

 テロ対策に関する秘密文書は、外部に流出しないよう、決まった場所での厳重保管が義務づけられている。東電の情報管理の責任者を務める社員が、この秘密文書を不正に扱っていたことが25年夏に分かり、原子力規制庁が詳しく調べていた。

 規制委などによると、...

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