練習に励むアルビレックス新潟の選手たち=1月25日、沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアム

 サッカーJ1復帰から2年目を迎えたアルビレックス新潟。今季の1次キャンプ地は、2002年以来22年ぶりに沖縄県で行った。高知県での2次キャンプと合わせ「てっぺんを目指せる」チームづくりに挑む。

アルビレックス新潟が沖縄キャンプの拠点を張る沖縄市のタピック県総ひやごんスタジアム

 沖縄といえば近年は、サッカーキャンプ地として誘致活動に力を入れていて、ガイドブックも発行されているほどだ。誘致窓口になっている、沖縄のサッカークラブ「沖縄SV」統括部長の国仲由東(ゆうと)さん(39)によると、今季はJ1の12クラブをはじめとしたJリーグ19クラブに、海外から2クラブ、そして女子のWEリーグの3クラブが、春季キャンプを開催している。期間中に行われるトレーニングマッチは50を超えるとのことだ。

 選ばれるキャンプ地、沖縄。そこは、どんな魅力のある街なのだろう。

 聞くところによると、アルビが拠点としている沖縄市の周辺には、沖縄ならではのおいしいものや観光スポットもたくさんあるようだ。まずは、沖縄通の選手らから情報を聞きながら街を巡ってみた。

スタジアムに最も近い行列のできる店の沖縄そばと炊き込みご飯の「ジューシー」=沖縄市比屋根1の「すば処うゎちち」
沖縄グルメで人気のタコス(左)。お皿の中央はタコライス=沖縄市の「チャーリー多幸寿(タコス)」

 ライバルクラブは、まだまだ多くが2次キャンプを沖縄で実施予定だ。敵情視察がてら、訪れてみるのも楽しいのではないだろうか。...

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