
小千谷市から贈呈された錦鯉。金色の「山吹黄金」と銀色の「プラチナ黄金」
「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産登録を記念し、新潟県の小千谷市が佐渡市に対し、金と銀の錦鯉25匹を寄贈した。10月9日に佐渡市役所で開かれた贈呈式で両市の関係者は、金山と錦鯉という新潟県が世界に誇る宝を通じて連携することを確認した。
錦鯉発祥の地として知られる小千谷市の錦鯉は世界文化遺産・日光東照宮(栃木県日光市)などに放流されている。輸出も盛んで世界中に愛好家がいる。小千谷市として自治体に寄贈するのは佐渡市が初めて。寄贈されたのはいずれも体長25〜30センチの「山吹黄金」18匹と「プラチナ黄金」7匹の計25匹。「泳ぐ宝石」と表現される錦鯉だが、特に山吹黄金は「泳ぐ金の延べ棒」とも呼ば...
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