
県議会本会議場
東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票条例案を審議する県議会臨時会が16日から3日間の日程で開かれる。花角英世知事が二者択一の投票で再稼働の是非を決めることに慎重な姿勢を示す中、県議会の各党会派がどのような判断を下すのかに注目が集まる。条例案の採決は18日午後に予定する。
市民団体「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」(請求代表者・水内基成弁護士ら)は3月下旬、14万3196人分の有効署名を提出し、花角知事に条例制定を直接請求した。
花角知事は条例案に対して「『賛成』『反対』の二者択一の選択肢では、県民の多様な意見を把握できないと思われる」などとする意見を公表した。16日...
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