
柏崎刈羽原発
東京電力は25日、柏崎刈羽原発柏崎市、刈羽村にある原子力発電所で、東京電力が運営する。1号機から7号機まで七つの原子炉がある。最も古い1号機は、1985年に営業運転を始めた。総出力は世界最大級の約821万キロワット。発電された電気は主に関東方面に送られる。2012年3月に6号機が停止してから、全ての原子炉の停止状態が続いている。東電が原発を再稼働させるには、原子力規制委員会の審査を通る必要がある。7号機は2020年に、6号機は2025年に全ての審査に「合格」した。7号機は2024年6月に技術的には再稼働できる状況が整った。構内で4月に発生した変圧器の火災について、2007年の中越沖地震2007年7月16日、新潟県の上中越沖を震源として発生した地震。新潟県内では柏崎刈羽原発が立地する柏崎市と刈羽村のほか、長岡市で震度6強、上越市や小千谷市、出雲崎町で震度6弱を観測した。の影響でケーブルが損傷し、地中に電気が漏れたことが原因とする推定が試験で裏付けられたと発表した。同様の仕組みで火災になる恐れがある箇所が敷地内で新たに1カ所見つかり、計3カ所あったことも明らかにした。
火災は3号機の建屋から約500メートル離れた電源盤内の変圧器が発火した。東電は、損傷したケーブルから...
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