節水型乾田直播で栽培した「にじのきらめき」の稲刈り=2日、新潟市北区
節水型乾田直播で栽培した「にじのきらめき」の稲刈り=2日、新潟市北区

 乾いた田んぼに直接種もみをまき、出芽後も水を張らない「節水型乾田直播(ちょくは)」で栽培したコメの稲刈りが2日、新潟市北区で行われた。同区の農業法人や関係企業などが共同で初めて実施した。農作業の省力化に加え、温室効果ガスの抑制にもつながるとして注目される手法。来年以降も実施し、栽培方法の確立を目指していく。

 栽培は、NSGグループ(新潟市中央区)の株式会社ベジ・アビオ(新潟市北区)が、農薬メーカーや農機具メーカー、地元JAなどとの共同プロジェクトとして取り組んだ。初年度となった今年は57アールで高温耐性品種「にじのきらめき」を作付けした。

 節水型乾田直播は、...

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