
原発事故が起こった際の避難行動について話し合う参加者=9月14日、新潟市中央区
原発事故が発生した際の避難行動について考えるワークショップが9月14日、新潟市中央区の市立中央図書館(ほんぽーと)で開かれた。市民ら約20人が、東京電力柏崎刈羽原発での事故を想定し、専門家の解説を基に避難計画を立てた。
東電福島第1原発事故を巡る県独自の「三つの検証」の元委員らでつくる「市民検証委員会」が主催。三つの検証の一つ、避難委員会の委員を務めた環境経済研究所(東京)の上岡直見代表(71)と、副委員長だった新潟国際情報大の佐々木寛教授(58)が講師を務めた。
講師は、原子力防災についてや、中越地震や能登半島地震での道路や孤立集落、ライフラインの状況をデータで説明。ある冬場に柏崎刈羽原発...
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