
柏崎刈羽原発と柏崎市の市街地
脱原発の立場で活動する市民らでつくる団体「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」は、県民投票実現に向けた署名活動を10月28日に開始する。有効署名数に達すれば3月にも新潟県へ署名簿を提出し、花角英世知事に直接請求する方針だ。
県内で同様の署名活動が行われるのは2012年以来、12年ぶり。直接請求後は花角知事が意見を付けて県議会に条例案を提出し、県議会で可否が判断される。
県民投票条例の制定を知事に直接請求するには、県内有権者数の50分の1以上の有効署名が必要。9月1日時点の有権者数でみると、約3万6400人以上だが、会では全県で20万人分の署名を目標に掲げている。選挙期間中は署名集め...
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