
原発事故発生時の避難について考えた学習会=3月22日、佐渡市両津夷
原発事故が起きた際の避難の在り方について考える学習会が3月22日、新潟県佐渡市両津夷のあいぽーと佐渡で開かれた。約20人が参加し、東京電力柏崎刈羽原発で事故が発生した場合、どう行動するか話し合った。
東電福島第1原発事故を巡る県独自の「三つの検証」の元委員らでつくる「市民検証委員会」が主催。避難について考える学習会は2024年から県内各地で開き、佐渡が7カ所目となる。
「三つの検証」の一つ、避難委員会の元委員で環境経済研究所(東京)の上岡直見代表と、副委員長だった佐々木寛・新潟国際情報大教授が講師を務めた。
上岡氏は柏崎市周辺は年間を通じて南風が生じやすいデータを説明。原発事故時に南風が吹く...
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