新潟県議会
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 県議会6月定例会が17日に開会し、7月7日まで21日間の日程で開かれる。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を巡る今後の見通しや、2024年度決算が過去最大の赤字となった県立病院事業の経営改善が主な論点となる見込み。価格高騰などを背景に増産への政策転換が議論されているコメの問題など、農政の在り方も議題になるとみられる。

 県立病院は24年度決算の純損益が過去最大の46億円の赤字。運転資金に当たる「内部留保資金」が想定より1年早い25年度末にも枯渇する見通しで、経営改善が急務だ。県病院局は病床規模の適正化など収支改善に取り組む方針を示しているが、地域との調整も不可欠のため、実現に向けた方策に注目が...

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