柏崎市の桜井雅浩市長は、27日から10月3日まで訪米し、炉心溶融事故が起きたスリーマイル島原発や、立地するペンシルベニア州の自治体などを視察する。原発の再稼働の在り方などについて現地で意見交換する狙い。

 米国の原子力安全を監督する米原子力規制委員会(NRC)と面談し、1979年に事故があったスリーマイル島原発(現クレーン・クリーン・エナジー・センター)を訪問。エナジー・センターは、膨大な電力を消費するデータセンターへの供給を目的に再稼働を計画している。ペンシルベニア州の関係者らとも意見を交わす。柏崎市職員1人が随行する。

 海外訪問は、昨年9月に全国原子力発電所所在市町村協議会(全原協)の代表...

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