
内閣府の幹部から原発事故時の避難計画などについて説明を受ける自民党の県議ら=3月13日、県議会
自民党新潟県議団は3月13日、東京電力柏崎刈羽原発新潟県の柏崎市、刈羽村にある原子力発電所で、東京電力が運営する。1号機から7号機まで七つの原子炉がある。最も古い1号機は、1985年に営業運転を始めた。総出力は世界最大級の約821万キロワット。発電された電気は関東方面に送られる。2012年3月に6号機が停止してから、全ての原子炉の停止状態が続いている。東電が原発を再稼働させるには、原子力規制委員会の審査を通る必要がある。7号機は2020年に全ての審査に「合格」したが、安全対策を施している最中で、再稼働していない。の事故と大雪などの自然災害が重なった場合の避難方法について、原子力防災を所管する内閣府の幹部から説明を受ける会合を県議会で開いた。一部の県議は除雪の担い手をどう確保するのかただしたほか、被ばくを避けるために行う屋内退避に強い懸念を示した。
内閣府は原発が立地する自治体や...
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