
県民投票条例の直接請求の署名活動などを振り返った市民団体の報告集会=25日、上越市土橋の上越市市民プラザ
東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非について、県民投票条例の制定に向け署名活動を行った市民団体「県民投票で決める会・上越」が25日、上越市市民プラザで報告集会を開いた。4月に県議会臨時会で条例案は否決されたが、上越市長や市議会への働きかけなど、今後も活動を継続することを確認した。
市民団体「柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会」は、昨年11月から署名活動を開始。県内の有効署名は法定数を大幅に上回る14万3196筆で、そのうち決める会・上越は上越市内で1万4170筆を集めた。
報告集会には約60人が参加し、これまでの署名活動を振り返った。片岡豊代表は「一人一人の思いの結晶が署名の多さに表...
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