県の原子力防災訓練で放射性物質が付着していないか調べる住民=9日、燕市
県の原子力防災訓練で放射性物質が付着していないか調べる住民=9日、燕市
車両が放射性物質に汚染されていないか調べる作業員=9日、燕市
車両が放射性物質に汚染されていないか調べる作業員=9日、燕市
県の原子力防災訓練で、車イスに乗った要避難者を福祉車両に乗せる東電社員ら=9日、柏崎市
県の原子力防災訓練で、車イスに乗った要避難者を福祉車両に乗せる東電社員ら=9日、柏崎市

 東京電力柏崎刈羽原発での重大事故を想定した住民の避難訓練が9日、県内各地で行われた。原発から半径30キロ圏の住民約300人が参加し、県の避難計画に基づき、車やバスで移動する流れを確認した。福祉施設の入所者ら要支援者の避難を円滑に進める訓練も実施した。

 訓練は柏崎市や刈羽村で震度6強の地震が発生。運転中だった柏崎刈羽原発6号機の冷却機能が失われ、放射性物質が放出されるとの想定で行われた。

 燕市交通公園では、長岡市や見附市などから避難してきた住民に放射性物質が付着していないか検査。今回は...

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