柏崎刈羽原発
柏崎刈羽原発

 花角英世知事が東京電力柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働を容認したことを受け新潟日報社は11月30日、県内有権者を対象に、スマートフォンを使った無作為抽出による独自調査を行った。知事の判断について「支持しない」など否定的な見方が47%、「支持する」など肯定的な見方が45%と、ほぼ二分された。知事が「県民に信を問う」方法として県議会に委ねる方針に関しても、否定的、肯定的な見方がほぼ同じ割合となった。東電に対しては「あまり信頼できない」「信頼できない」が合わせて59%に上った。

 【調査の方法】新潟日報社が30日、スマートフォンを対象としたインターネット調査「dサーベイ」で実施した。dサーベイは社会調査研究センター(さいたま市)がNTTドコモの協力を得て開発した調査方式。NTTドコモが運営するdポイントクラブのアンケートサービスを利用し、県内在住会員から無作為抽出した18歳以上の対象者にメールで協力を依頼、3208人から回答を得た。記事中の数値は小数第1位を四捨五入。このため合計は100%にならないことがある。

 知事の容認判断に関する内訳は...

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