花角英世知事が東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に同意するのか否か、近く自身の判断を示すと盛んに報道され、全国の注目が集まっています。県内37市区町村で県民の意見を聞く企画の最後に訪れたのは、県最西端の糸魚川市。富山県境に近いエリアで原発から約100キロ離れています。

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県境に位置する親不知(おやしらず)は荒波の日本海に切り立つ断崖絶壁。古くから知られた北陸最大の難所です。11月13日、海上に張り出すように作られた北陸道の高架下にある道の駅「親不知ピアパーク」で声を聞きました。
◆原発は「リスク知るほど怖くなる」
「普段は当たり前に電気を使っていて虫のいい話だとは思うけれど、原発のリスクを知れば知るほど怖くなる」...
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