
東京電力柏崎刈羽原発再稼働に関連する議案を賛成多数で可決した県議会=22日午後
東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を容認した花角英世知事を信任する付帯決議案などが22日の県議会本会議で可決された。傍聴席は再稼働に反対する市民らを中心に約300人が詰めかけ、満席となった。議場には「責任放棄だ」「公約を守れ」などと厳しい怒号が響き、大荒れとなった。
12月定例会最終日の本会議。傍聴者は席から身を乗り出すように、再稼働を巡る補正予算案や花角知事を信任する付帯決議案の行方を見守った。
花角知事の信任を「是」とする付帯決議案の趣旨弁明で、傍聴席から「県民に信を問うと言っただろう」などと大きな声が飛び交った。警備員らがやじを遮るように発言者の顔の前に「静粛に」と書かれたボードを掲げる場面が幾度もあった。
県民投票を求める署名活動に関わった長岡市の映画監督、小林茂さん(71)は「県民投票をした方が、どのような結論になっても自分たちで決めたと納得感は高まったはずだ」と話した。
見附市の無職(82)は「まったく県民の声が反映されない議会だった。県議は各地域から選ばれている代表であり、県議会を県民全体の意思とするのは横柄ではないか」と首をかしげた。
閉会後、足早に議場を後にする花角知事に対し、傍聴席では批判の声が収まらなかった。...
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