“デヴィ夫人”ことタレントのデヴィ・スカルノ(85)が10日、都内で行われた『第11回 エンディング産業展「デヴィ・スカルノ 生前葬イベント」に出席。デヴィ夫人の存命中に自身の葬儀を執り行う“生前葬”が執り行われた。
会場には、色とりどりの花で彩られ、デヴィ夫人の写真が飾られた祭壇が用意。スクリーンの両脇には、若かりし頃のデヴィ夫人や、デヴィ夫人の慈善活動の様子の写真が並んだ。棺の蓋はデヴィ夫人写真とクリスタルで華やかに飾られ、内側には愛犬の写真があしらわれた。
スクリーンにAIデヴィ夫人によるエンディングムービーが上映。その後、鮮やかな緑色の棺が運び込まれた。棺からきらめくシルバーのドレスに身を包んだデヴィ夫人が登場すると、友人の神田うの、はるな愛からの弔事が読まれた。
最後には、デヴィ夫人からもあいさつ。「人間は1つだけ選べないものがあります。それは自分の名前です」「また、自分で見られないものがあります。それは自分のお葬式です。今日ここで私は大変ありがたいことに生前葬をやらせていただきまして、すばらしい弔事を伺いまして、このお仕事を受けて良かったなと思いました」と感謝の言葉をはじめとして、これまでの道のりを振り返ったデヴィ夫人。
デヴィ夫人の成功には目標と目的と使命感を持って努力が大事だったと語り、「夢は見るものではなくて、つかむものです。努力次第で必ず掴めますので、ぜひ皆様に今日は思っていただいて、終わりにしたいと思います」と締めくくった。
イベント後の取材では、生前葬について「こうしたいっていうふうに考えているものはあるんです」と明かしたデヴィ夫人。シルバーの衣装は、「最初は純白衣装を考えていたんですけど」とも告白。生前葬を経験した形になるが、「私108まで生きますから!」とまだまだ先になると意気込んだ。