東京電力柏崎刈羽原発を視察し、原発の職員と意見交換する刈羽村議=同原発
東京電力柏崎刈羽原発を視察し、原発の職員と意見交換する刈羽村議=同原発

 新潟県の刈羽村議会の原発・エネルギー調査特別委員会が、東京電力柏崎刈羽原発を視察した。再稼働に向けた安全対策工事が進む6号機を見て回り、再稼働に向けた取り組みや、使用済み核燃料の処分の見通しなどについて、東電社員から説明を受けた。

 村議10人が12月10日、6号機の原子炉建屋やタービン建屋を見て回り、安全対策工事の進捗(しんちょく)などを確認した。

 視察後には、東電社員と意見交換した。9月に柏崎刈羽原発から青森県むつ市の中間貯蔵施設へ使用済み核燃料が搬出されたことなどを受けて、議員は「使用済み核燃料の再処理工場は完成延期が続いているが、再処理開始のめどは立っているのか」「使用済み核燃料をキャ...

残り313文字(全文:613文字)