
県高校弁論大会の最優秀賞に選ばれたウダルチキ清田ゆみさん=三条市荒町2
第33回新潟県高校弁論大会(新潟県高校文化連盟主催)が三条市荒町2の市体育文化会館で開かれ、最優秀賞には世界平和への思いを訴えた新潟商業高1年、ウダルチキ清田ゆみさん(15)が選ばれた。
11月6日の大会には県内5校の18人が出場し、SNSトラブルや高齢ドライバー問題、地域活動などをテーマに発表。新潟工科大特任教授の秋山正道さんら4人が論旨と表現を審査した。
清田さんの演題は「Imagine(イマジン)」。第2次世界大戦が始まり、2歳だった祖父が家族とブラジルへ移住したことや、曽祖母の家族が長崎原爆の犠牲になったことに触れ、「戦争は深い深い傷跡を残した」と語った。
2024年夏のパリ五輪で、...
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