モデルで俳優の桃月なしこが27日、出身地である愛知県豊橋市で豊橋警察1日署長を務めた。
【写真】バイクにまたがり…桃月なしこが地元・愛知で1日警察署長
交通安全イベント「あんしん・あんぜんなまちづくり」で、自転車の安全利用やヘルメット着用の重要性を呼びかける活動を行った。
■桃月なしこ
――愛知県豊橋警察の1日署長就任おめでとうございます!
ありがとうございます!以前、千種警察署で一日警察署長を務めさせていただいたのですが、その時から、いつか地元・豊橋でも一日警察署長をやってみたいと思っていました。今回その夢が叶って、本当に嬉しいです。
――1日署長の活動を通して学んだことや伝えたいことがあれば教えてください!
まず驚いたのは、ヘルメットの進化です。私が学生時代に自転車に乗っていた頃のヘルメットは、今のようにおしゃれなデザインではなく、重くて通気性も悪く、顎下だけでサイズを調整するものでした。しかし最近のヘルメットはデザインも高く、通気性もよく、後頭部でもサイズ調整ができるため、より自分の頭にフィットする形になっていました。
昨年の愛知県での自転車死亡事故では、ヘルメットを着用していた方はわずか1人だけだったそうです。今は努力義務ではありますが、ヘルメットをかぶることで助かる命があります。自転車に乗る機会のある方には、ぜひ着用していただきたいと思います。
また、今回はシミュレーターを使って車の運転も体験しました。青信号だからと発進しようとしたら人が飛び出してきたり、曲がろうとしたら後ろから自転車が来たりと、運転の恐怖を実感しました。
上京してからはほとんど車を運転することがなく、普段は「歩行者優先だから大丈夫」と少し甘く考えていた部分があったのですが、運転する側になるとその歩行者の行動がどれだけ事故につながるかを学ぶことができました。今後は歩行者として生活する時も、今まで以上に車に注意して行動していきたいと思います。
――最後に一言お願いします!
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!地元でのイベントにたくさんの方が来てくださり、とても嬉しかったです。運転する側も歩行者もお互いの立場になって考え、マナーを守って安全に生活していけたらと思います。自分たちで防げることはしっかり防いでいきましょう!