
男子5キロクラシカル 準優勝の相崎基(十日町吉田)
[スキー・全国中学大会(全中)・距離、2月7日]新潟県大会は2位で全国も2位。大舞台で「今季一番」と思える滑りができたが、悔し涙がこぼれ落ちた。男子5キロクラシカルで相崎基(十日町吉田)が目指したのは、日本一の座だけだった。
体の切れは抜群。ワックスの選択も的中した。「きょうはいけるぞ」。1年時から25センチ伸びた185センチの長身を生かし、ダブルポールで雪面を押しに押した。
だが、1・2キロ付近で30秒後にスタートした前回王者、金丸拓寛(秋田・小坂)に捉えられた。小学生時代からの宿敵で、「心の底から勝ちたい相手だった」と話す。
3キロ過ぎまで食らい付いたが、引き離された。タイム差は約36秒...
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