日本テレビは11日、都内の同局で『2025年10月改編説明会』を行った。タレントのマツコ・デラックスとSUPER EIGHTの村上信五が出演する同局系バラエティー『月曜から夜ふかし』(毎週月曜 後10:00)について言及した。
【写真】『夜ふかし』急きょ欠席の理由激白したマツコ&村上信五
同番組をめぐっては、3月24日放送回の街頭インタビューにて、不適切な編集により、回答者の発言とは異なる内容で放送された。これを受け、BPOが審議中である。
コンテンツ戦略局 総合編成センター部長・大井秀一氏は「BPO審議に至ったことを極めて重く捉えています」としたうえで「一方で続けるという判断をしています」と改めて伝えた。
その理由については「ひとつは再発防止策を社内で検討し、研修やチェック体制の見直しができることが確認できたこと。もうひとつは、視聴者の方から大きなご支持をいただけているということです。このようなトラブルが二度と起きないような再発防止策ができたうえで、引き続き面白い番組として提供できればと判断しました」と話した。
同局10月編成の改編テーマは「『わざわざ、見たい』をもっと。」。流れで見るフロー視聴だけでなく、積極視聴を促せるコンテンツを増やしていくとしている。改編率は、全日:3.6%、プライム帯:12.9%、ゴールデン帯4.3%となった。
■『月曜から夜ふかし』騒動をめぐる時系列
3月24日:問題となる街頭インタビュー放送
3月27日:番組公式サイトで「お詫び」と題した文書を掲載。
3月28日:日本テレビも「この度の責任は、すべて日本テレビにあります」との声明を発表。
3月31日:問題発覚後初の放送も、言及なく、通常放送。
4月14日:BPOが審議入りを発表。同日放送では言及なく、通常放送。
5月12日:公式サイトで街頭インタビューの再開を報告。