東京電力柏崎刈羽原発で核物質防護の態勢を巡る不備が相次いだ問題は、テロ対策についての東電や規制側の認識の甘さを浮かび上がらせた。当事者や専門家が不祥事からどのような教訓をくみ取り、今後の備えについてどう考えているのか。内閣危機管理監として日本のテロ対策の最前線に立った経験がある元警察官僚の米村敏朗氏(73)は、キーワードは「想像と準備」だと説く。原発の危機管理の在り方を聞いた。(論説編集委員・高橋央樹)=2回続きの2=

インタビュー編
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