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インタビュー編

インタビュー編

[誰のための原発か・インタビュー]柏崎刈羽でのテロ対策不備、教訓は?<下>有事は「起きたら負け」、「想像と準備」の継続を 元内閣危機管理監の米村敏朗氏(73)
 東京電力柏崎刈羽原発で核物質防護の態勢を巡る不備が相次いだ問題は、テロ対策についての東電や規制側の認識の甘さを浮かび上がらせた。当事者や専門家が不祥事からどのような教訓をくみ取り、今後の備えについてどう考えているのか。内閣危機管理監として日本のテロ対策の最前線に立った経験がある元警察官僚の米村敏朗氏(73)は、キーワードは「想像と準備」だと説く。原発の危機管理の在り方を聞いた。(論説編集委員・高橋央樹)=2回続きの2=
[誰のための原発か・インタビュー]柏崎刈羽のテロ対策不備、教訓は?<上>大切なのは「常識」、目のない部分に脅威は生まれる 前原子力規制委員長の更田豊志氏(66)
[誰のための原発か・インタビュー]原子力政策、国内外の潮流は今…電源の“主役”は再生可能エネルギー、避難計画の見直しは必須 長崎大教授・鈴木達治郎氏(72)
[誰のための原発か・インタビュー]通常運転時の規制に自治体の関与を、再稼働の個別地点で合意を取るのは地元には負担 関西大学准教授・菅原慎悦氏(40)
[誰のための原発か・インタビュー]作家・いとうせいこうさん「国が決め、号令してきた中央集権型のエネルギー政策を転換すべき」 福島の太陽光発電所から“代替案”を発信
[誰のための原発か]作家・柳美里さん 福島南相馬市でカフェ併設の書店「フルハウス」を開業 賛否や賠償…理不尽やあつれきの中での「よりどころ」に 柏崎刈羽原発の新潟から問う
[誰のための原発か・インタビュー]作家・柳美里さん「生きることを支えるのは、答えではなく問いではないか」 柏崎刈羽原発の新潟から問う
[誰のための原発か・インタビュー]地元経済と原発<下>立地地域に頼む仕事は限定的、「賛否を抜きにしても、期待できないという結論は同じ」 日本総合研究所主席研究員・藻谷浩介氏
[誰のための原発か・インタビュー]地元経済と原発<上>長期停止で「消費マインドが低迷」、一方で「事業所が減ったのは原発とは別の話」 柏崎商工会議所会頭・西川正男氏
[インタビュー・誰のための原発か]危機管理の在り方は?<下> 「安全・安心を強化すると自由・人権と衝突する」、自然災害とテロ対策 両方への投資が必要 日本大学危機管理学部長・福田充教授(54)
[インタビュー・誰のための原発か]危機管理の在り方は?<上> 従業員は「住民にリスク」の意識向上を、テロのリスクは内部の脅威にも 防衛大学・宮坂直史教授(60)