能登半島地震は、原発の防災対策への疑問を改めて突きつけた。原発の安全性議論の土台となる地震研究は、どこまで深まっているのか。原発の設備や、事故時の住民避難の態勢は十分なのか。長期企画「誰のための原発か 新潟から問う」の今シリーズでは、自然の脅威が浮き彫りにした課題を検証する。
※写真や見出しをタッチ(クリックやタップ)すると記事へ移動します
◆<1>断層<上>想定超えた広範囲で「連動」か

◆<2>断層<下>周辺海域に集中

◆<3>隆起 研究者に兆した懸念

◆<4>危機対応 福島第1原発事故の課題再び

◆<5>原子力災害対策指針 避難計画の実効性揺らぐ

◆<6>離島 佐渡市民の危機感

◆<7>地層処分 核のごみ最終処分場「適地」で激震

◆[インタビュー]原発は主力電源にあらず 長崎大教授・鈴木達治郎氏
