第3子の出産を控え、産休に入る県議の荒木法子さん=2月5日、県議会
第3子の出産を控え、産休に入る県議の荒木法子さん=2月5日、県議会

 自民党新潟県議の荒木法子さん(42)=長岡市・三島=が2月6日、第3子出産のため産休に入った。22日に出産予定で、6日の県民所得アップ対策特別委員会と、19日に開会する2月定例会を欠席する。県議会事務局によると、県議が出産で県議会を欠席するのは初めて。荒木さんは「出産と両立する道もあると知って、若い人にも選挙に出ることを視野に入れてもらえたら」と語った。

 各選挙で候補者に占める女性の割合を増やすという国の目標を受け、新潟県議会は2022年、出産に関する規則を改正。出産で議会を休む場合は、労働基準法と同等の「産前6週、産後8週」とする期間を具体的に明記し、その範囲内で休めるようにした。

 年4回...

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