
全長20メートルの焼き場でアユが焼かれた魚野川鮎まるかじり祭=8月24日、南魚沼市六日町
新潟県南魚沼市の夏の風物詩「魚野川鮎(あゆ)まるかじり祭」が8月24日、南魚沼市六日町の魚野川河川敷で開かれた。訪れた人は、香ばしく塩焼きされたアユを堪能していた。
鮎まるかじり祭は地元住民らでつくる実行委員会が主催し、2024年で24回目。魚沼漁業協同組合が約4000匹のアユを用意した。
会場では、炭火をおこすために全長20メートルの焼き場が特設され、両脇に竹串で刺されたアユがずらりと並んだ。灼熱(しゃくねつ)の焼き場ではスタッフが汗をタオルで拭いながらアユの向きを変えたり、焼き具合を確かめたりしながら、焼き上がったアユを次々とお客さんに渡していた。
夕暮れになると、来場者はアユの塩焼きや...
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