
車の塗装作業を体験する子どもたち=三条市善久寺
子どもたちが自動車板金塗装を体験する催し「ペイントキッズアカデミー」が、三条市で開かれた。小中学生ら約20人が参加し、実際の職人さながらに車体を塗装し、仕事の魅力に触れた。
将来の担い手確保に向け、新潟県自動車車体整備協同組合青年部会が3月下旬に初開催。組合加盟の工場を会場に、仕事の魅力をPRした。
子どもたちは車体と同じ色を、塗料を混ぜ合わせて作る「調色」の作業を体験。星や桜など思い思いの形に作った型紙をシルバーの車体に当て、スプレーガンで水色やピンクの塗料を吹き付け、鮮やかに柄を浮かび上がらせた。
参加した燕市の女子児童(9)は「スプレーを使うのは難しかったけれど楽しかった」とほほ笑んだ...