井戸田潤 (C)ORICON NewS inc.
井戸田潤 (C)ORICON NewS inc.

 お笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤が14日放送のフジテレビ系の昼番組『ぽかぽか』(月~金 前11:50)に出演。代名詞となっているキャラクター・ハンバーグ師匠の誕生秘話を明かした。

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 この日番組では「お笑い界をけん引するツッコミ3人の栄光と苦悩」と題し、アンタッチャブルの柴田英嗣、ブラックマヨネーズの小杉竜一とともに出演。3人のこれまでの歩みをボードを使って振り返った。

 年表にそって井戸田の芸人人生を振り返っていく中で2004年にすでにハンバーグ師匠が誕生していたことが明かされた。スタジオメンバーらが驚く一方、井戸田は「実は誕生していたのよ」と切り出した。

 井戸田によると、過去に放送されていたお笑いコンビ・くりぃむしちゅーがMCを務めていたお笑い番組でのネタ披露の際、新ネタがことごとくウケずに動揺していたとき、過去のお笑いライブで先輩芸人にいじられてとっさに出た「俺だよ俺、ハンバーグだよ!」というフレーズを思い出したという。絶体絶命の中、頭に浮かんだフレーズをもって再度ネタ披露を行ったが、「そしたら一番スベッた」と明かし、初出し時の苦い思い出を語った。

 大スベリしてひな壇に戻った井戸田だったが、その様子を見ていたお笑いタレントのたむらけんじが「あんなにスベッてよく帰ってこれたな。メンタル師匠やな。ハンバーグ師匠やな」と発言し、そのフレーズが収録中に大ウケだったという。

 そして次の週の収録の際、スタッフから「ハンバーグ師匠」の再演を打診されたといい、井戸田は断ったものの、相方の小沢一敬が「いいね!面白いね!」と乗り気になり、その場で現在につながるコスチュームやネタの流れを制作。満を持して挑んだ収録では「芸人人生で一番ウケた」と思うほどの感触を得たという。井戸田は一連の出来事を振り返り、「それをしがんで、俺は未だにやっている。だから小沢さんが作ったキャラ」と話し、スタジオメンバーを驚かせた。