「災害から身を守るため、気象情報をうまく使ってほしい」と語る斉田季実治さん=南魚沼市六日町
「災害から身を守るため、気象情報をうまく使ってほしい」と語る斉田季実治さん=南魚沼市六日町

 「いのちを守る気象情報」をテーマにした講演会が、新潟県南魚沼市六日町の市図書館で開かれた。気象予報士の斉田季実治(きみはる)さんが、災害や異常気象から命を守るために気象情報をうまく使ってほしいと訴えた。

 市制施行20周年と市図書館開館10周年を記念して南魚沼市が主催した。6月16日に開かれ、市民ら約160人が参加した。斉田さんはNHK「ニュースウオッチ9」の気象キャスターを務めている。

 斉田さんは「天気予報を習慣として見ることで危険を回避できる」と述べ、大雨災害の特徴やハザードマップの活用法、熱中症警戒アラートなどを説明。「気象情報は未来を良くするためにある。ビジネスにも生かせるので、もっと...

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