
測量器械を見学する分水中の生徒ら=燕市分水向陽
建設業の魅力を若い世代に伝えようと、「土木出張PR」と題した出前授業が新潟県燕市の分水中学校で行われた。2年生約80人が、業界で働く人の話を聞いたり、測量器械を見学したりして仕事のやりがいに触れた。
出前授業は、将来の担い手を確保する目的で、県三条地域振興局などが毎年開催。分水中では6月上旬に行われ、県や建設コンサルタンツ協会、県測量設計業協会などの担当者が、動画も交えながら仕事の内容を紹介した。
県建設業協会女性部会は、県内で行われた橋の架け替えや地滑り防止といった工事の様子を紹介。現場で活躍する女性も増えているといい、「まちや暮らしを支えているという使命感、誇りを持てる」と呼びかけた。生...
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