
夏の高校野球で「朝夕2部制」が導入され、行われた夕方の部の試合=8月8日、甲子園球場
今年の夏は本当に暑い。文字通りの酷暑です。福岡県太宰府市では、最高気温35度以上の猛暑日が7月19日~8月27日の40日間続き、国内最長記録を大幅に更新。9月5日には年間47日を数え、国内最多も記録しました。
甲子園の全国高校野球選手権大会も、ある意味で「命がけ」でした。頻繁に水分を補給しても、熱中症や足がつる選手が続出。40度近いグラウンドの熱波には随分苦しめられました。
五回終了後に水分補給や体を冷やすための10分間の「クーリングタイム」が昨年から導入されたり、今大会では、試合を午前と夕方に分ける「朝夕2部制」が一部の日程で実施されたりと、暑さ対策に試行錯誤が重ねられています。
▽学校プ...
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