新潟市は9月22日午前10時、土砂災害の危険性が高いため、新潟市西蒲区間瀬の201世帯432人を対象に、避難指示を発令した。避難所は間瀬公民館に開設した。新潟県によると、阿賀町は22日正午、土
JR東日本新潟支社によると、9月21日から続いている大雨の影響で、羽越線の村上-間島間で線路の地面が崩れた。復旧には相当の時間がかかる見込み。このため当面の間、特急いなほや一部在来線の運転を取りやめると発表した。
新潟地方気象台によると、新潟県内は9月22日、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっているため、昼過ぎにかけて雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み。雨雲が予想より発達したり停滞したりした場合は、警報級の大雨となる地域が拡大する可能性がある。気象台は、22日夕方にかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水、雷、竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけている。
9月18日午前5時の降り始めから、22日午前5時までの降水量は、村上市三面で306・5ミリ、村上市で288・0ミリ、村上市高根で273・5ミリ、関川村下関で204・5ミリ、佐渡市弾崎で200・5ミリとなっている。
22日に予想される1時間降水量は多い所で、県内全域で40ミリ。
23日午前6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、上中越で120ミリ、下越で100ミリ、佐渡で80ミリ。
JR東日本新潟支社によると、22日、羽越線は村上-酒田(山形)間の上下線で終日運転を見合わせる。また、特急いなほと快速海里は全列車運休する。大雨の影響が見込まれるため。その他の在来線には午前9時過ぎ現在、大きな影響は出ていない。
JR西日本によると、22日午前9時前から、大糸線の糸魚川市と長野県の間で一時運転を見合わせた。大雨の影響。午後2時半過ぎに運転を再開した。
[鉄道運行情報・新潟]JR 9月22日の計画運休、特急いなほなど・大雨の影響
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