ヨモギの茎から葉を取る通所者ら=上越市板倉区
ヨモギの茎から葉を取る通所者ら=上越市板倉区

 上越市板倉区の障害者就労支援事業所「板倉ふれあい工房」で、通所者ら約40人が、収穫したヨモギの茎から葉を分ける「葉こき」作業を行った。

 お茶や健康食品の原料などでヨモギの需要が高まる中、中山間地の休耕田で栽培を進めるJAえちご上越が、3年前から取り組む「農福連携」の一環。ヨモギを栽培する柄山そば生産組合(板倉区)が、板倉ふれあい工房に作業を委託している。

 作業は11日に実施し、約150キロのヨモギを、参加者が慣れた手つきで茎の上に指を滑らせながら葉を次々と落とした。この日は総合学習の一環で見学に訪れていた上雲寺小の児童も参加し一緒に作業した。

 95歳の参加者は「小学生のころにやっていたので懐...

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