【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202509094873-O1-Ath4Y82J】
ロンドン, 2025年9月9日 /PRNewswire/ -- モバイル業界の世界的業界団体であるGSMAが発表した年次報告書、モバイル・インターネット接続の現状(State of Mobile Internet Connectivity)によると、世界人口の58%にあたる47億人が現在、自身のデバイスでモバイルインターネットサービスを利用しているとされています。
しかし、世界人口の96%がモバイルインターネットの提供エリアに居住しているにもかかわらず、31億人はいまだに利用していない状況です。これらの人々、すなわち世界人口の38%は「利用格差」の中に位置しており、カバレッジの有無以外の要因によってオフライン状態に置かれています。
さらに、(世界人口の4%にあたる)3億人は「カバレッジ格差」に分類され、モバイルインターネット接続が一切利用できない地域に居住しています。
つまり、2024年時点で世界全体で34億人がモバイルインターネットサービスに未接続のままとなっています。大多数の人々は、利用可能なカバレッジのある地域に住んでいながら、依然としてモバイルインターネットを利用できない、あるいは利用しようとしない状況にあります。
低中所得国(LMICs)において、モバイルは依然として、そして多くの場合唯一のインターネットアクセス手段であり、現在では世界全体のインターネット接続の84%を占めています。未接続者の大多数(93%)はLMICsに居住しています。
LMICs全体では、インターネット対応のエントリーレベル端末の購入費用は2021年以降ほとんど変化しておらず、平均月収の16%に相当し、最貧困層20%に至っては48%に達しています。
GSMA事務局長のVivek Badrinath氏は、次のようにコメントしています。「30ドルの端末であれば、現在利用可能なモバイルインターネットのカバレッジがあるにもかかわらず、価格の壁によって接続できていない最大16億人にとって、端末が手の届くものとなり得ます。
「オンラインに接続することは、個人や社会にとって疑いの余地のない社会経済的利益をもたらします。医療、教育、銀行といった不可欠なサービスは、現在では主にオンラインで利用されており、数十億人にとってそれは主にモバイルを意味しています。
「オンラインに接続することは、個人および社会にとって疑いの余地のない社会経済的利益をもたらします。医療、教育、銀行といった不可欠なサービスは、現在では主にオンラインで利用されており、数十億人にとってそれは主としてモバイルを通じた利用を意味しています。
「世界の96%において、人々がモバイルを通じてオンラインに接続するためのインフラはすでに整っています。残された障壁を取り除くことは、既存のデジタル格差を拡大させるのではなく縮小させ、31億人の人々が人生を変えるようなコネクティビティの恩恵を享受できるようにするために不可欠です。」
完全な報告書および詳細情報については、こちらをご覧ください。
ロゴ - https://mma.prnasia.com/media2/1882833/5494197/GSMA_Logo.jpg?p=medium600
(日本語リリース:クライアント提供)PR Newswire Asia Ltd.
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202509094873-O2-92KX1T2v】
PR Newswire
1954年に設立された世界初の米国広報通信社です。配信ネットワークで全世界をカバーしています。Cision Ltd.の子会社として、Cisionクラウドベースコミュニケーション製品、世界最大のマルチチャネル、多文化コンテンツ普及ネットワークと包括的なワークフローツールおよびプラットフォームを組み合わせることで、様々な組織のストーリーを支えています。www.prnasia.com