冨澤大智 (C)ORICON NewS inc.
冨澤大智 (C)ORICON NewS inc.

■『RIZIN.51』全選手インタビュー(26日/名古屋市内ホテル)
 第3試合で平本丈と対戦する冨澤大智が「いい感じですね。すごく落ち着いてます」と穏やかな口調で試合に向けた自信を語った。

【インタビュー動画】冨澤大智「印象は“平本蓮の弟”だけ。取り巻きがいないと戦えないならリングに上がる必要ない」

 BreakingDownでの活躍を経てRIZINに参戦している冨澤は、5月の『RIZIN男祭り』で山本アーセン戦に一本負けして以来、今回が再起戦。この試合に食えて「練習の環境を変えて、食事についても指導してもらって、研ぎ澄まされて格闘技にのめり込めている」と充実した日々を過ごしてきた。

 対戦相手の印象は「平本蓮の弟、それだけ」とシンプルに表現。試合展開は「いいのが当たれば1ラウンドですぐにケリがつくか、ダラダラと5分3ラウンドになるか。スタミナも自分のほうが圧倒的にあるし、相手が誰でもテイクダウンを切って打撃で倒す、やることは変わらない」と淡々と明かした。

 アーセン戦ではレスリングでコントロールされて敗れた経験から「本当に奥深いなっていうのをすごく痛感した。あの試合で言葉では伝えられない感じ方を勉強できたので、練習にすごく生きています。テイクダウンディフェンスだけじゃなく、自分から狙うことも伸びている」と成長を実感している。

 事前番組『RIZIN CONFFESIONS』では、兄の蓮をはじめ父親や弟など“平本ファミリー”が勢ぞろいして冨澤を分析するシーンがあった。「家族を大切にするのはいいなと思う」と話す冨澤だが、「お前一人で来いよって思っちゃいますけどね。何のためにリングに上ってんだよ、取り巻きがいないと戦えないんだったらリングに上がる必要ないんじゃない」と言い放った。