自治体で働く非正規職員総務省は臨時・非常勤職員と呼んでいる。かつては「特別職非常勤職員」「一般職非常勤職員」「臨時的任用職員」のいずれかで雇用されることが多かった。しかし非常勤職員には期末手当が支給できない上、事務職員なのに特別職で雇用してしまい、守秘義務を課せないケースもあった。このため2020年度に一般職の「会計年度任用職員」が新設され、非正規の大半を占めるようになった。の数は、2023年4月1日時点で74万2725人だったことが2月25日、総務省のまとめで分かった。20年の前回調査に比べ6・9%、4万8252人の増。業務が増える一方、財政難で正規を増やせないのが背景。正規は...

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