
収集した作品の解説も交えて講演する大村智さん=4月14日、南魚沼市浦佐
2015年のノーベル生理学・医学賞受賞者で、北里大学特別栄誉教授の大村智さん(88)が4月14日、新潟県南魚沼市浦佐の池田記念美術館で講演した。美術愛好家としても知られる大村さんは「体に与える栄養は、食べ過ぎると、時には害になることがあるが、目から入る心の栄養はいっぱい入っても、毒になることはない。何回でも絵を楽しんでいただきたい」と鑑賞を呼びかけた。
池田記念美術館では、大村さんが館長を務める韮崎大村美術館(山梨県韮崎市)が所蔵する女性作家の作品を紹介する企画展を開催中で、一環として講演会を開いた。
大村さんは「私が愛する美術コレクション」と題して約100人を前に講演。子どもの頃から新聞や...
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