樽みこしが地域を練り歩いた兼続公まつり=7月17日、南魚沼市六日町
樽みこしが地域を練り歩いた兼続公まつり=7月17日、南魚沼市六日町

 新潟県南魚沼市六日町の夏の風物詩「兼続公まつり」が7月17〜19日、六日町商店街周辺で開かれた。設立から半世紀となる「飛龍連(ひりゅうれん)樽神輿(たるみこし)保存会」のみこし練り歩きや、地元住民らによる民謡流しなどが行われ、六日町の夏を飾った。

 兼続公まつりは、NHK大河ドラマ「天地人」の放映に当たって2008年、「六日町まつり」から名称を変更。商店街を通行止めにして地元の「お六甚句」と呼ばれる民謡流しなどが行われた。

 1974年の設立から今年で50年を迎えた保存会は、例年以上に気合を入れて祭りに参加した。17日、飛龍連のみこしを担いだ約50人が「わっしょい」などと声を出しながら地域を練り...

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