小獅子舞などさまざまな伝統芸能が披露され、多くの市民や観光客でにぎわった小木港祭り=8月24日、佐渡市小木地区
小獅子舞などさまざまな伝統芸能が披露され、多くの市民や観光客でにぎわった小木港祭り=8月24日、佐渡市小木地区

 新潟県佐渡市の夏を締めくくる小木港祭り(実行委主催)が8月24、25の両日、小木地区で行われた。さまざまな団体が芸能を披露したほか、小木港の特設ステージでは歌謡ショーや鼓童によるミニライブも行われ、大勢の市民や観光客でにぎわった。

 航海の安全を祈願する木崎神社例祭として始まり、約400年の歴史がある。8月24日は中心街で園児や小中学生が踊りや吹奏楽を披露。鬼太鼓などの郷土芸能が町を練り歩き、見物客は汗を拭いながら見守った。

 京都から伝わったとされる小獅子舞は3体の獅子が登場。霧ではぐれた子獅子を親獅子が必死で探し、再会した喜びを太鼓や笛の音に合わせて軽やかな舞で表現する。

 佐渡に移住した親を...

残り254文字(全文:554文字)