地域住民が新潟医療福祉大の学生らと交流した認知症カフェ=新潟市北区葛塚
地域住民が新潟医療福祉大の学生らと交流した認知症カフェ=新潟市北区葛塚

 認知症の人やその家族、地域住民、専門家ら誰もが気軽に集える認知症カフェ「らく〜なカフェ」の運営が新潟市北区でスタートした。これまで新潟市内8区では唯一、北区での活動がなかった。新潟医療福祉大作業療法学科と北区社会福祉協議会が連携し、定期的に開催する。

 認知症カフェは、悩み相談や情報交換、理解促進などを目的に、北区を含め新潟市内19カ所で活動が展開されている。

 北区で初の開催となった8月30日は、葛塚のラグーナスクエアに地域住民約20人と大学教員やボランティアの大学生が集まった。住民は、教員から認知症の予防に効果的な手の運動を習ったり、学生と折り紙を使って交流したりして過ごした。

 参加した北区...

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