新潟水俣病の被害者らと北海道北見市常呂町の住民の交流を撮影したドキュメンタリー映画「常呂(ところ)でどしたいっ! 『阿賀に生きる』その後のその後」の上映会と、佐藤睦監督らによるトークショーが10月27日午後1時半から、新潟市北区の新潟県立環境と人間のふれあい館で開かれる。

 県立環境と人間のふれあい館が主催。常呂町では、新潟水俣病被害者の日常を追った映画「阿賀に生きる」の上映会をきっかけに20年以上、住民と新潟水俣病被害者や支援者との交流が続いてきた。

 「常呂で-」は、常呂町で2023年11月、「阿賀-」の続編「それからどしたいっ! 『阿賀に生きる』その後」の上映会が開かれた際の様子などが描かれる。

 午後1時半から、佐藤監督や制作に関わった旗野秀人さん(74)=新潟県阿賀野市=らのトークショーを実施。その後、映画の上映会を行う。

 問い合わせ、申し込みは県立環境と人間のふれあい館館、025(387)1450。